次は飯能以外に行きたいと思っていたけれど、GWに入ってから久しぶりに曲の耳コピに取り組んだり、そもそもハイキング・トレッキングコースを検討する方法がよく分からなかったりで、何も予定を考えていなかった。
ちなみに耳コピ対象はアニメ「君は放課後インソムニア」のOp. である。メロディとコードはほぼ取れた(難しかった)のでGW中には何か作れるだろう。
妻に「何も考えてないし準備してないんだが、初心者ハイキングコースはないだろうか」と相談したら「この間のコースを逆にたどってみたら?」と提案された。
なるほど。全く心踊らないが安全で気楽だ。というわけで先日行った飯能ハイキングを逆ルートで辿ってきた。
前回の反省を踏まえ、駅のコンビニで山崎の粒あんぱんを購入。
まずお腹減らないんだけどね。念のため。
PLフィルタを持って行った。正午には効きが悪くなったが、朝のうちは青と緑が鮮やかである。HDRをかけるとなお鮮やかだ。
ガビチョウ。
3mほど先でピョロロロと鳴いていた。
鳴き声は華やかでよく通るのに、全く可愛げのない鳥である。
水道設備?関連土地に建っていた雰囲気のある建物。
新緑であった。
人は多かった。前回より2、3倍はいたとおもう。
この間登ったばかりなので感動はない。山を登るという行為をストイックに楽しむだけだ。
山ではすれ違う時に挨拶するのがマナー(?)だ。
飯能ハイキングという駅近の、しかも混雑した山道。それでもすれ違う人がわりと挨拶を交わしてくれるので、こっちも積極的に声を出した。
一時、僕の前を歩いていたのは楽しげな母と小学生2人だった。
すれ違う人たちは、僕の前の子連れには軽やかに挨拶するのだが、おっさん(僕)への挨拶はテンションが下がっているような気がした。何度かスルーされたかもしれない。
おっさんになるとはこういうことだ、と少しがっかりする。声は自然と暗くなり、顔は俯く。
ますますスルーされる悪循環である。
これではいかん、と、顔を上げて、目が合った人にしっかり挨拶をしてみると、ほぼ確実に挨拶が返ってきたではないか。
ということは、こちらの態度次第だったのだ。
ポジティブな気合いは大事である。
「おっさんは嫌われるものだ」と思い込んでいると本当に嫌われるかもしれない。ポジティブにいこう。美容師さん(年上)によれば特におしゃれでなくても、清潔感さえあれば大丈夫らしい。
ずんずん歩いて、あんぱんも手付かずで、さくっと終了した。
いい運動になった。
そして夕方、久しぶりのビール。
ハイキングに行った後、しかも休肝日を7日続けた後の、8日目の冷えたビールは確かに美味かったけど、そこまででもなかった。
なんなら冷えた炭酸でもよかった気がする。
思わず「くわーっ!!!!」と声が出たほどの、感動的に美味いビールを最後に飲んだのは、いつだったか。ってか、なんであんなに美味かったんだろうな。
先日、実家から缶ビールがまた6缶送られてきてしまった。節酒中である旨伝えていなかったのだ。飲んだビールと入れ替えに1本冷やしてある。
もう少し暑くなるまで、放置してみよう。