sakanatonikuの日記

料理、アニメ、映画鑑賞と作詞作曲(趣味)

久しぶりに映画

ブコメアニメをしばらく固めて見て、基本的にはおっさんが見るべきものではないという結論になりつつある。

 

「君ソム」は確かに良かった。

問題を抱えた二人の高校生が出会って、お互いを少しずつ理解しながら、距離が徐々に近くなる。それとともに二人は強く成長していく。恋愛以外のプロットがしっかりしている。共感できるし感情移入もできる。脇役のキャラもよい。

「僕やば」もいい。

主人公の市川はコンプレックスを抱えた優等生インキャだが、人の気持ちを一生懸命考えるいい奴であり、おしゃれで清潔感もある。ヒロイン山田が好意を寄せるのもおかしくはない。そして市川も山田もお互い悩みながら成長していくところがよろしい。やはり脇役のキャラも立っている。

「転校生ぐいぐい」も小学生女子男子ともに可愛くてよい。

 

人物描写がしっかりしてたり、設定がよく考えられていたり、展開がうまかったり、作品に軸があればおっさんも楽しめる。しかし、申し訳ないけど雑な作品が多過ぎる。5月でダルいからか。気分に余裕があれば楽しめるのか。

 

というわけで、アニメを回避して久しぶりに映画を見た。

面白かった。いずれもB級、超B級である。いい気分転換になった。

 

「FALL」

Netflixとアマプラで公開中。

高いところに登って「怖い怖い」する映画である。

 

僕は高所恐怖症なのに(なので?)こういう映画に惹かれる。

 

まずはロッククライミングのシーンから始まる。導入部はさほど感心しなかった。ヘラヘラ冗談言い合いながら登れるわけがない(昔ロッククライミング第一人者のドキュメンタリーを見たことがある。登ってる人も撮ってる人も集中力、緊張感半端なかった)。序盤の仕込みの人間ドラマも説明的すぎる。だが待て。しばし辛抱である。鉄塔に登るシーンに来たらしめたもので、もう目を離せない。最後まで見るしかない。

 

高所恐怖症を強く刺激されて楽しく見ることができた。

 

「必殺!恐竜神父」

スーパーB級・低予算映画。

前半は面白い。

特に最初の5分の展開は圧巻。中国がどうとか忍者がどうとかの雑さも最高。

中盤ダレる。やや長い。我慢が必要。監督飽きてきたか?と疑う。

終盤、やや加速する。恐竜の大立ち回りで終了。

 

見事なB級クo 映画。なぜ、これを作った。誰も止めなかったのだろうか。

 

それでも一部のラブコメアニメよりはマシだと思ってしまった。

 

悪ふざけ映画が好きなら楽しめるはず。