sakanatonikuの日記

料理、アニメ、映画鑑賞と作詞作曲(趣味)

暮らしとかアニメとか

ジムに入会

今年から週に一度トレッキングを始めて、このくらいの強度の運動が体にいいと実感している。ぜひ続けたいと思うがこの猛暑である。

 

6月に秩父の最高気温31度だった時、午前中はまずまず涼しくて問題なかった。それでも駅に戻る昼のアスファルト路上はかなり暑かった。

7月には平均気温も上がるはずで午前中が涼しいとは期待できない。日中の暑さはいうまでもない。ということは当面、少なくとも東京近郊ではトレッキングは難しいことになる。(皆さんどうしているのか。ちょっと情報収集してみよう

 

暑いからといって運動しないわけにはいかない。高い山に行くかもしれないなら尚さらだ。選択肢など少々検討し、諦めて、ジムに入会した。

 

利用日数x時間を考えればなかなかの利用料である。毎日飲んでいた頃の酒代より全然安い。しかし、全く納得がいかない。

酒は不健康になるために飲んでいるようなもので、ジムは健康になるために行くからだ。単純にコストを比較するのは理屈に合わない。・・・って、あれ?

 

嫌なら無課金でやればどうだ。ジョギング、スクワット、腕立て伏せ。全部無料でできるぞ。はい、僕には無理ですね。自分を追い込まないとやれない。敢えて課金して、「もと取らないと」の精神に頼る所存である。

 

 

そして先日。

 

契約してしまった。仕方ない。行こう。と思って玄関を出る。もう行くしかない。行ってみたら冷房もそこそこ効いてるし、効率的に筋肉を追い込むこともできる。それなりに負荷をかけても1時間以内に帰宅できそうだ。

 

無課金自宅エクササイズだと「面倒臭えなあ」とぐだぐだしてるうちにアニメ数本見終わるなどざらである。じゃあ開始時間決めてやるかと思ってもその時間を忘れて結局やらない。モチベーションも低い。課金・雰囲気・設備には意味があるのだ。

 

あとは続くかどうか。やはり朝か。あるいはリモートワークの昼休みか(十分可能だ)。夕食後にお腹が落ち着いてからでも行けるのか。なんとかなりそうな気がしている。

 

 

アニメの話。

「終末トレインどこへいく?」

めでたく完走。面白かった。何も考えずに見られる。なんなら数分意識が飛んでも問題ない。つじつまもなにもない、ドタバタナンセンスSF。予定調和のプロット。幼児のバブリングのような心地よいセリフ回し。名人芸アニメである。

 

西武線で地味にスタンプラリー開催中。ドラえもんプリキュアより明らかに客が少ない。先日20代中盤のカップルが池袋でスタンプを押しているのを見た。心の中でグッジョブであった(?)。(あの二人は吾野まで行ったのだろうか?

 

アマプラで最終回がなかなか配信されず、まさか最終回だけ有料とは鬼畜の所業か!と少し焦った。想定より2週間ほど後に無事配信で一安心。

 

 

心が叫びたがってるんだ。

何度か言及したけど、改めて感想を。

主人公”坂上拓実”がかっこいい。もろもろあって自分に閉じこもっているけど、正義感に素直で、ちゃんと行動を起こせるイケメン。地味にコミュ力が高い。ピアノも上手い。

脇役の野球部お兄ちゃんはちょっと「鬱屈熱血体育会系」をやりすぎたと思う。ストレートすぎてサイコパスみを感じた。屈託がもう少しあれば。

女性キャラはやはり生き生きしている。

それにしても、岡田麿里は思春期男子の描写がホントにうまい。

 

ヒロイン”成瀬”が作る創作劇シナリオで、悲惨エンドからハッピーエンドに変更しようと拓実と相談するシーンで、拓実がベートーベン「悲愴」と「虹の彼方に」を重ねるアイデアを展開させるあたりは素晴らしいの一言。ちょっと見ないですよ。こんな美しいシーン。

 

登場人物が熱くて気恥ずかしい。そういうのが苦手な人はその辺カッコに入れて見ていただければ。紛れもない傑作である。

 

 

「響けユーフォニアム

第一期完走。第二期着手。

最初は「原作が女性作家、ターゲットもおそらく女性メインなのに、なんで萌えアニメっぽくなるんだろう?」という違和感を持った(個人の感想?。絵柄だけの問題じゃない。

しかし、男子・おっさんターゲットの「単純萌えアニメ」でもない。

萌えアニメなようでそうじゃないのか。ターゲットがよく分からない。と、思って見ているうちになんとなくわかってきた。

 

主人公の黄前久美子と、他の登場人物との距離感が物語の軸なのだ。

 

安定仲良し、癒しの二人(川島緑輝加藤葉月)、

変人なようでどストレートに熱い高坂麗奈

一癖も二癖もある濃い先輩たち、

幼馴染の塚本秀一とは、恋愛関係の何歩も手前でお互いぐだぐだする。

友だちとは気持ちが通じていて、クセのある先輩たちとも自然体で話ができる。ちゃんと話を聞いて相手の立場を理解しようとする。言いたいことはちゃんと言う。微熱的なちょっと危うい人間関係の中で、うまく立ち回っている。”黄前久美子”は人間関係の達人である。

 

こういう面倒くさいけど魅力的な人間関係の中、上手にみんなと距離を取りながら、適度に熱く、適度にかわして青春を送るという物語が、男女問わずウケてるんだなと。萌え女子高生要素はただの上部に過ぎなかったというわけ。

 

なるほどね。と勝手に納得して、面白く見ている。

 

ちなみに、もう一つの物語の軸、吹奏楽演奏もよい。クレジットからすると演奏してるのは音大生か。高1高2の演奏とは思えないような気もするが、僕も高校生の吹奏楽に詳しいわけじゃないので、気にならない。

 

その他アニメ

ここに名前をあげるのもちょっと恥ずかしいような、くだらなくロクでもないラブコメアニメをいくつか、ぼちぼちと見ている。そういうのがハマる気分もある。