sakanatonikuの日記

料理、アニメ、映画鑑賞と作詞作曲(趣味)

映画とアニメ

家族がいない夕方は、調理中に軽いアニメを見て、食事中に映画を見ている。

 

アニメ

狼と香辛料

Netflix。小麦畑の神?的な存在だった狼の化身の美少女と、行商人が主人公。

狼-美少女の甲高いアニメ声と幼い振る舞い。なぜか遊郭言葉?の違和感が強烈で、見るのをよそうかと思った。

それでも「時代遅れの土地神が故郷に帰る」的な設定はちょっと刺さるものがあるので、継続しようかというところ。

 

積極的にアニメを視聴しておきながら、アニメテンプレ演出に拒否感を抱くのは理屈に合わない。まだまだ修行が足りない。甲高い声、テンプレ美少女演出にもっと慣れよう。うん。

 

 

「終末トレインどこへ行く」

アマプラ。西武秩父線が舞台である。先日の旅行でも通りかかった吾野から旅が始まる。当然チェックせざるを得ない。

通信技術が暴発?してメチャクチャになった世界。池袋に行ったまま連絡が取れなくなった友人を探しに、女子高生たちが池袋へ向かう、というSF電車ロードムービー

意外と面白そうでしょ?

オープニング、エンディング曲もよい。コード進行が複雑なマイルドヒップホップ。ありがちアニソンではない。

2話まで見て面白いぞ!と思ったらアマプラで無料公開は2話まで。3話以降は課金が必要だって。ちょっと迷うところだ。課金やぶさかではないけれど、他にも見るものはある。一旦保留とするか。

ちょい後記)今見たら3話が無料になっていた。やったぜ。

 

「どさんこギャルはなまらめんこい」

アマプラ。Amazonの評価がわりと厳しくて笑う。冴えないけど純朴な金持ちお坊ちゃんが、東京から北海道に引っ越してきてモテまくる話に、まともにレビューを書いたらそらそうなるわな。「ありえんだろ」と突っ込みながら見る。

 

「僕の心のヤバいやつ」

アマプラ。暗めのパッとしない男が、天然入ってるモデル美少女にモテる話。

思春期の男女のやり取りを繊細に描いているから、どさんこギャルより評価は高い。設定があり得ないのが逆に切ないな、と思いながら見る。

 

明け方ふと目が覚めてうとうとする時に、アニメの暴力シーンや残虐シーンを思い出して眉をしかめることがある。最近はラブコメとか穏やか系を見ているのでそういうのは少ない。平穏が一番だ。

 

映画

「希望のあかり」

ドイツ映画。地味。Costco的な巨大スーパーで真面目に働く前科者をめぐる人間模様。

しみじみとする。とにかく地味。主人公を見て「ああ、こういう不器用なやつ、いたわ」と思った。リアリティがある。一応女性とも仲良くなる気配はあるが、モテモテではない。当たり前だ。これが現実。

 

 

アキ・カウリスマキ過去のない男

カウリスマキ監督は小津の影響を受けてるんじゃないかな?真正面のカットはないけれど、棒読みのようなぶっきらぼうなセリフのやり取りからそう感じた。

地味なおじさん・おばさんが地味なドラマを展開する映画なのに、不思議とクセになる。地味な面白さがある。

地味だ。退屈だ。と思いながら、もう三本目のカウリスマキである。

 

 

地味な主人公がやたらモテまくるアニメと、地味な主人公がひたすら地味に生きる映画を交互に見ると、バランスが取れて良い。

 

チョコレートとポテトチップスを交互に食べているようなものだ。アニメや映画を見ても胃はもたれないし、太ることもない。健康によいのである。多分。