アニメ
フリーレン
「天下一武闘会」みたいな展開になって少々萎えたところである(最新を律儀に追ってるわけではない)。このままドラゴンボール展開はないだろうと期待したい。もう少しフォローするつもり。
ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜
2話以降の"地慣らし"である1話のブラック企業あるあるが、なかなかリアルで嫌な汗が出る。その後のゾンビワールドでの主人公のはっちゃけ展開が爽快である。心が変われば世界が変わるという仏教的な思想が通底していると勝手に解釈している。ゾンビという手垢のつきまくった設定を上手く使っている良作。
最近はアニメをあまり見ない。アマプラの映画メインである。
映画
ロイ・アンダーソン「さよなら人類」
ゆるいナンセンス不条理コメディ。大好物だ!と思って取り組んだ。
最初は面白かった。
映画はひたすら淡々と進む。
中盤以降はダレて退屈になった。
最後の方はピアノを弾きながらチラチラと。なんとか見終えた。
視聴態度に改善の余地はあったかもしれない。退屈さに腹を据えて、ボケーっと無になりながら見るべき映画だった。
ザザ・ハルバシ「聖なる泉の少女」
すごく地味な映画。退屈。雰囲気は良い。どのシーンも美しくて、GRの優れた作例みたいだ。こういう写真が撮りたいなあと思いながら見た。
ゴシックホラー。妻が見始めたので僕も参加。二人で「ぎゃー」とか言いながら見た。面白かった。
面白い映画は言語化を免れるので、感想は少なくなるのだ。
デニス・ホッパーの演技が狂ってる(褒めてる)。ツムラのCMで風呂に入り「アヒルちゃん」を愛でていたあのオヤジである。よくCMに抜擢したな。出る方も出る方だ。
映画はストーリーだけ見ればそうぶっ飛んでるわけではないが、差し込まれるエピソードがアタマオカシイ。不安を駆り立てる展開。家族とは見られないシーンも多い。終わりも変。
最近はこういう悪趣味な映画は作れないんだろうなあ。
子供が見始めたので付き合いで見た。
・・・
あれ???
スッゲー面白いじゃん。
ケレン味たっぷり。こんなんでいいんですよ。
1978年版は見たことがない。原作も読んだことがない。それが良かったのだろう。過去の知識や経験は邪魔になるんだね、と思った。知らない方が幸せなのだ。色々と。
ドゥニ・ヴィルヌーヴ「複製された男」
事後、ネットに転がる怪しげな「ネタバレ解説」のいくつかに目を通さざるを得なかった。訳がわからない映画。
矛盾している。筋が通らない。ということは現実ではない。夢か妄想だ。どちらが現実でどちらが妄想だ?現実はこっちだと決めると反対側が妄想になる。その逆も然り。正解はない。軸の置き方で世界が変わる。変な映画だ。
退屈せずに見終えた。最初からざっと見直した(そうせざるを得ない)。
面白かったと思う。余韻も長い。
でも評価が低い人の気持ちもよく分かる。
ありきたりの展開はアニメに任せた。
癖のある映画を鑑賞して困惑する日々だ。