在宅の時は僕が夕食を作っている。
美味いのだが美味しそうに見えない。食事の写真は苦手だ。机の上が乱雑で構図が限られる（僕のせいじゃない）。盛り付けも雑である（僕のせいだ）。ちなみにこの日は鶏肉のキャベツ蒸しのポン酢がけだ。
別日のGR IIIxの作例は以下。
M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO よりGR IIIxの方が寄れるようだね。以上。
撮り方も題材も違うので比較はできない。センサーサイズも違う。何よりどっちも大した写真ではない（Sh*t。GRのマニュアルフォーカスはあまり使い勝手はよくないが、食べ物撮りであればなんとかなる。肘をついて撮影もできる。テーブルフォトはGRの方が手軽かもしれないな。
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閑話休題。
久しぶりにカメラでも買ってみようかと調査・検討してみたら時代が変わったことを実感した。
昔は（5、６年前？いや7、８年前くらいだろうか？）スマホよりいい写真が撮れて、10万でお釣りが出るエントリーラインナップが揃っていた。
今やそのラインナップ全体がほぼスマホに駆逐されてしまった。残っている安価なラインナップは撤退を見越したものばかりに見える。10万を軽く超える製品群ばかりになってしまった。
カメラ市場が縮小していることは、知識としてはあった。でもカメラ売り場をチラッと覗けばまだまだカメラは並んでいる。選択肢はあるだろうと思っていたら、こんな状況になっていたのかと。
これでは予算が厳しい。新品を購入する選択肢は消えた。中古の市場価格も今は安くない。いろいろ悩んで最終的に中古型落ちのOM-D EM-1 MK IIを購入した。センサーサイズを許容すれば（もちろん！）最もお得な選択だ、というのが僕の結論だ。予算オーバーやむなし。
ベランダのバラを撮影し、Macに取り込んで妻に見せた時のこと。
「やっぱり綺麗ねえ」
「だろう？貸そうか？」
「スマホでいいよ。軽いし楽だし（インスタ用途なら）十分綺麗に撮れるし」
「だよね」
これが世の大勢である。子どもらは少しはカメラに興味を持っているようだが、どれほどの興味だろうか。
今更ながらカメラ業界が心配である。高価なフルサイズばかりでは困る。リーズナブルな価格で楽しく撮影できるカメラは今後も残り続けて欲しい。個人的には10万以下でGRのような尖った選択肢がいくつかあるのが理想と思うが何とかならないかなあ。５〜８万台で中級者が楽しめるラインナップがあると嬉しいのだけど、市場規模が縮小しているから難しいんだろうね。むむむ。
