少し前にPanasonicの偉い人が、
カメラリテラシーがある人はマイクロフォーサーズを選ぶが、カメラを知らない人がまず喜ぶのはフルサイズだ。
旨の発言をしたとされるWebページが、”はてブ”に載った。
炎上必至だな。などとカメラクラスタあたりがコメントしていたが、結果は完全スルー。Panasonic"バッシング"どころか、カメラネタ"パッシング"である。
もうね。カメラを趣味にする人も、興味を持つ人もマイナーなんだよな。"はてブ"にカメラカテゴリーがあったのも今は昔である。
別にカメラリテラシーみたいな変な用語を持ち出さなくても、APSなりフルサイズで撮影してPCのモニタで確認したら分かる。
「でかい。でかすぎる」
SNSブログにアップするのに、めちゃくちゃ小さくリサイズする必要がある。
長辺2,000pxで何箇所もクロップできる。精米歩合でいえば大吟醸どころじゃない。
www.asahishuzo.ne.jp(アフィじゃないよ)
勿体無いな。と思う。(何が?)
SNSブログならスマホカメラでええやん、と何度も思う。(それはそう)
実際、クロップの余地をできるだけ確保したい、とか、大画面や大型の紙への出力が求められるプロの人ならともかく、趣味で撮ってブログSNSにアップするならマイクロフォーサーズ(以下m3/4)で十分過ぎる。なんならプロの仕事の相当部分がm3/4で対応できそうだ(知らんけど。
ボケだって、背景を全部溶かしたいとか、髪の毛一本にピントを合わせて他をぼかしたいとか、そんな特殊要件を求めないなら全く問題ない。
しかもm3/4は小型軽量。写りのよいレンズが安い。手ブレも効く。防塵防滴などオプションも強い。最近はAPSカメラも追いついて来たなどというが、まだまだトータルで見ればm3/4のコスパがよい。(ちゃんと調べてないけど)
でも、じゃあ、マイクロフォーサーズが売れまくるかというとそういうことはないのである。
趣味だから、理屈じゃない。コスパも大事だけど、最優先ではない。どうせならソニーのフルサイズが欲しい!Nikonカッコいい!(若い人は逆に!)で買うんだし、それでいいのだ。
最近は何だかカメラが高くなってしまったけど(特にGR!)、まだまだ需要があるということか。であれば、少し安心してよいのだろうか。当面は中国、次はインドも期待できるとすれば、安泰とは到底言えないだろうけど、一寸先が闇ということもないか。それにしても過当競争ではないか。
と心配は尽きないものの、僕が買うのは主に中古なので、カメラ市場に直接貢献していないのは若干申し訳ない気もしている。
取り止めがなくなってきた。何が言いたいかというと、皆さん、m3/4はいいものですよ!ということ。ただし、m3/4エントリークラスのボディ・レンズで撮るとスマホとそこまで変わらないので、いわゆる神レンズを1本持っておきたい。とすれば初期投資はAPSと変わらないかもしれない。それでもレンズは生えてくるものだから、最終的にはAPS・フルサイズで揃えるよりは安くなるはず。コミットするならm3/4。いかがでしょう。
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