目的地は一通り巡った。
あとはお土産を買って帰るだけ。
まずは松林堂の黒糖水羊羹を訪問。
昭和の寂れた店舗みたいな雰囲気に(営業してるのかな?と)ちょっと怯みつつ入店。
店主のお姉さん(僕のちょっと下?)と話しているうちに、だんだんフレンドリーになってきて面白かった。
黒糖水羊羹は、水羊羹としては味が濃くて、とても美味しいです。
「これは《おまけ》です」と、うまい棒もらった。なんでだ?
水戸屋本店で秩父餅を購入。
観光客相手のドライな対応。もちろん問題なし。
水戸屋本店の道路を挟んだ向かいに並ぶ麻屋商店で、秩父錦の本醸造生酒を自分用に。
本醸造の生酒とは珍しい?
本醸造とは、アルコールを添加して(身も蓋もなくいえば)薄めたお酒で、グレードは低め。流通を楽にするため、火入れして常温保存可能にするのが定番。安価な普段使いのお酒である ※。
吟醸酒にもアル添はあるけれど、キレを出すために添加するのであって、薄めるためではない(ハズ)。お値段も本醸造よりは少しだけ高めになる。
生酒であえて本醸造とは、これ如何に?
後のお楽しみだ。
※ アルコール添加して薄めることで安くなって、しかも美味しいのだから、ありがたい技術である。そう言えば以前、酒蔵の人から「本醸造って逆に難しいんですよ」と聞いたことがあった気がする。
「あの花」バスをよく見かけた。
そんなに新しいアニメじゃないよな?と思ったら10周年とかなんとかということらしい。
見てないので、サブスク復活したら見たい。
妻はクルミ汁で。
タレカツ・味噌豚重を妻とシェア。美味しかった。
(武甲山)「見てるぞ」
楽しかった秩父旅行だった。
秩父錦。観光地の酒に当たりなし。(偏見
日本酒好きはテンション下がりがちかもしれないが、なかなかどうして。
昭和のこってり日本酒風味に、どっしりした米の甘みと、適度なフルーティさ。
決して洗練された味ではないけれど、ある意味で「これぞ日本酒」という存在感。
全然悪くない。
見かけたら買うようにしよう。と思ったのだ。
おしまい。