今年からDTMで作曲を始めた。夏までに30曲ほど作ってみたら、最近はなんだかただの「作業」になってしまった。リズムとベースとコードをループさせて、メロディを乗せておしまい。週に一曲作るという目標が悪かったかもしれない。とはいえ、作らないといい曲はできない。僕にいい曲が作れるかって?それは、作ってみなくては分からない。
作曲が作業になってはよろしくないので、ボカロを試してみた。
ボカロといえば初音ミクである。
高速&強烈なシンセドラムに機械的な歌声を載せる曲を作る気はなくて、だとすればボカロは僕に合わないんじゃないかと思っていたら、全くの杞憂だった。ゆったりした曲も楽しく作れた。
VOCALOIDのバージョン6からAIエンジンを標榜している。以前よりも歌い方が自然になったのだろう。
作詞が大変で楽しかった。たとえば4小節のメロディを作るとき、インストのみなら「ま、こんなもんか」で終わる。でも歌詞を載せるといろんなパターンを考える必要がある。歌詞の流れによっては手戻りもある。それでも曲に言葉の力を借りられるのがなんとも頼もしい。
これからもう少し丁寧に作曲してみようと思っている。もちろん、作詞も。