使ったコード進行はマイナー take 44。
相変わらずクセの強いコード進行だ。ピアノで繰り返し弾いているうちにアルペジオで展開する案を思いついて、そのまま作曲した。ちょっと気に入っている。
さてさて、コロナ後に酒量が減った話である。
20代後半からほぼ毎日、アルコール換算日本酒4合くらい飲んできた。
アラフォーあたりから2.7Lペットボトルウィスキーとか4L焼酎がメインとなった。
40代後半から酒が美味くなくなり少し量が減った。日本酒換算3合くらいだろうか。
昔ほど美味くないな、と思いながら夜になると飲む。寝る前までちびちび、ダラダラ飲む。美味くもなく、酔っ払うわけでもない。完全に惰性である。
当然、俺ってアルコール中毒じゃね?と疑うが、私生活が破綻してるわけでもなく、若干胃腸が弱いものの、体調がそこまで悪いわけでもない。
「いつか酒を辞めるか、ドラスティックに量を減らさなければならぬ」と頭では分かっているが、惰性だか中毒性だか習慣だかで、ダラダラ飲む生活が続いていた。
コロナに罹った時は、流石に酒を飲まなかった、体力的に飲めなかった、精神的に飲む気がしなかった。というのもあるが「酒はコロナ後遺症に悪い」という情報をどこかで見ていて、科学的なエビデンスを調べるまでもなく「絶対にそれは正しいだろう」と腹落ちしたのが強い動機である。
結局、丸10日飲まなかった。習慣的に飲み始めた20代から、初めてのことである。
11日目に試しに飲んでみた。
コロナ後遺症の風味障害のせいか、ビールの風味は弱かった。しかし冷えた炭酸は美味いと感じた。
そのまま、ウィスキーを少し重ねて、軽く酔って寝た。
翌日、結構な頭痛がした。風味障害も悪化した気がした。
10日間、アルコールから離れたことで酒が弱くなったのだろう。それに、コロナ後遺症に良いはずがないと思えた。
今は、夕方に薄ーいハイボールを2、3杯、食後はハーブティ、夜寝る前にウィスキーを20ml程度飲んで眠る、というあたりで落ち着いている。
胃腸の調子が良い。以前は、朝は胃腸が疲れていて何かを食べる気にならなかったが、今は美味しく朝食を食べられる。ナニゲに腹を下すこともほぼ無くなった。
油断すると酒量は増えるので、警戒はしなければならぬ。何より、積年の飲酒による「アルコールの慣れ」を一旦リセットできたのは大きい。せっかくだから、夕方のハイボールは辞めてみようかと思う。
さっそく後記)
夏の間は、夕方の冷えたハイボールは辞められないな。