sakanatonikuの日記

料理、アニメ、映画鑑賞と作詞作曲(趣味)

なんでも見てやろう(BLアニメ

「海辺のエトランゼ」

ほう。BLアニメか。どうれ。

 

 

とナニゲに見始めて、おう・・・。うむ・・・。と時折ひるみつつ見終えた。良くできたアニメであった。とはいえおっさんがありのままに理解するのは難しい。登場人物を脳内で女性に置き換えたり「美しき道ならぬ恋」的なストーリーに抽象化しながら鑑賞した。

 

 

正しい見方ではないだろう。「正しい見方」が何かは知らないが、少なくとも「ノーマルな」※おっさんがこのアニメを消費して「俺は正しい見方をしたぞ」とは主張できない。

 

※ 性的魅力を感じる対象が同世代の異性であるおっさん

 

 

色々思うところはあった。ゲイの方々はこのアニメを見てどう思うのか。「腐女子」と称される方々は、なぜこういうコンテンツに惹かれるのか。興味深い。しかし、僕が語るにはあまりに力不足である。

 

古代ギリシャ?ローマ?では少年愛は正義であった記憶だ(雑)。江戸時代以前は「衆道」とかなんとかいって、やはり少年愛とか同性愛は今よりも一般的だったらしい。僕が江戸時代以前とか古代ギリシャ?ローマ?に生まれていれば、肩身が狭かったかもしれぬ。

 

 

性的嗜好性自認などグラデーションの濃淡に過ぎぬ。相対的かつ曖昧なものじゃないかと思う。時代々々の雰囲気が「あるべき性指向」をなんとなく決めて多数派を形成してしまう。その多数派が「そうじゃないと、おかしいじゃないか!変態!変態!」と少数派を排除し始める。

 

一部(かなり?)の女性がこういったコンテンツに惹かれるのも興味深い。ジェンダー?へのアンチテーゼというか男女格差ストレスへの反動とか純粋な憧れとか変身願望とか、複雑な何かがありそうだが、おっさんは沈黙するしかなかろう。