ポイント
のtake 28を参考にした。
前半の「 I^7 → IVm7/I 」というサブドミ進行がキモである。アンニュイでゆるく切ない。大好きな進行だ。「名探偵ホームズ」(宮崎駿)のエンディング(羽田健太郎作曲)も同じ進行を使っている。やっぱり好きな曲だ。
take 28は後半、長6度メジャーに転調している。ちょっと間の抜けた感じが使いにくい気がして、転調なしのパターンを挿入した。
歌詞は「アリスとテレスのまぼろし工場」の世界観で作ってみた。映画を思い出しながら作るのは楽しかった。
スライドショーは小金井公園の「江戸東京たてもの園」で撮影。他、神田〜東京駅周辺など。
歌詞
空の裂け目に
あなたの影
霞んでく
閉じ込められた
青春の入り口
透き通る
指先の向こうには
大人の
私がいる
同じ日の
繰り返しでも
何かがきっと
違ってる
絶望してる
場合じゃない
今そこに
あなたがいる
歳を重ねる私を
見送るわたし
とり残された
わけじゃない
廃墟の裏で錆びてる
手すりつかんで
私は決める
ここであなたと
生きていく
何度でも
あなたといる