sakanatonikuの日記

料理、アニメ、映画鑑賞と作詞作曲(趣味)

近況

ちょっとした不運、ちょっとしたとばっちりなどが重なってここ数週間Quality Of Lifeが下がっている。

 

地震とは関係ない。誰も悪くない。誰のせいでもない。もちろん、僕も悪くない。多分。

 

 

はたから見れば大したことではない。事情が分かっている人から少々同情されている程度。後から振り返れば「あれはあれでいい経験だったな」と思えるかもしれない。不満と諦めを感じる日々を送りながらも、気の持ちようだな、とも思う。

 

というわけでこのところブログを更新するモチベーションと時間がなかった。来週中にはQOLが戻ると期待できる。少し心の余裕ができた。

 

 

 

近況を書く。

 

Fire HD 8を購入した

4年ほど前に買ったiPad miniのバッテリーが、異常な減りを示すので買い替えを検討。

 

調べてみたら今は8万もする。当時は5万弱。それでも「何か新しいことができるかも」の期待込みで購入した価格だ。結局音楽聴いて電子書籍見るだけのデバイスに落ち着いた。ならば5万でも高い。いっそタブレットは捨てるか(なくてもそこまで困らない)と思ったら、セールで1万ちょいのFire HD 8が目に止まった。これなら後悔することもないだろう、と購入。

 

 

(再生しているのはダンジョン飯

カラーは下品なピンクで質感も安っぽい。ドっピンクは何か貼るかして隠せば良いだろう。重さも大きさも問題ない。音は決して良いとは言えないがスピーカの位置が気に入った。ちゃんと動画を見る前提で作ってある。

 

Kindle Unlimitedの3ヶ月の無料期間が付いている。コンテンツを選り好みしなくなった昨今、少しは読む本があるかと思ったが、どうやら読みたいと思える本は全て有料だ。そりゃそうだろうなという印象。現時点では解約の方向である。

 

 

アマプラにも入った。

 

Amazon Music

アプリのスリープタイマーの設定が遠くて深い。寝ホンすることが多いのだ。30分、45分でタイマーを設定したい。しかしAmazonのアプリでは老眼で夜中にタイマー設定するのは難しい。Spotify継続せざるを得ない。Spotifyに不満がないわけではないけれど。

 

Prime Video。

映画に関してはNetflixよりもこっちの方が良い。Netflixは映画に力を入れていないと感じてしまう。儲からないのだろうか。アニメはNetflixが多い気がするけれど、多すぎて当方のキャパを超えている。アマプラで問題ない。

 

アニメの消費

調理中にタブレットでアニメを見るようになった。

ダンジョン飯。ミギとダリ。江戸前エルフ。などNetflixになかったものや、たまたま今始まったシリーズをアマプラで。

 

Netflixでも見る。家族共有なので敢えて解約する必要がない。フリーレン、薬屋のひとりごと古見さんはコミュ障、東京グールなど。途中で挫折するアニメが多い中、東京グールは不思議と継続している。一期の残虐シーンに少々辟易しつつも、厨二病的な世界観とBGMの(おそらくDTM打ち込みの)ピアノが良い。雰囲気が良い。バトルシーンをさほど重視してなさそうなのが逆に奏功してると思う。強さエスカレーション展開で物語の整合性が怪しくなると視聴意欲を削がれるのだ。

 

通して1話見ることがなくなった。1話見るのは疲れる。10分くらいの細切れで見る。1日に見るのは2、30分、多くて1時間。過去のアニメを全て見るのは不可能。新作を全てフォローするのも無理と悟った。多すぎる。アニメの現場の方は激務薄給と聞く。何かが間違っているとしか思えない。

 

 

映画の消費

アマプラでデカプリオの「レベナント」を見た。

こういうのが見たかった。Netflixでは今まで提案されなかった。光が美しい。雪と水の冷たさが恐ろしく、かつ美しい。焚き火ですらも凍りつくようだ。超広角レンズを徹底的に、効果的に使っている。超広角好きは楽しめるはずだ。クマが怖い。落下シーンはどうやって撮ったのか?という映像美とアクションシーンである。デカプリオがとことん酷い目に遭う。リアルのデカプリオを真面目に心配してしまった。

 

「レベナント」の次に見たのは「ノマドランド」。

参った。やられた。こういうのが見たかった。Netflixはこういう映画を提案してこない。抒情的かつ骨太の映画である。最初は何が言いたいのがわからず「搾取される年寄りプアホワイトを描いた政治的な映画か?」と思ったがそれだけではない。というかその要素はむしろ薄い。人生を振り返りながら改めて納得できる生き方を探る、老いた女性のロードムービーである。ミニマリズムと禅である。でもトランプ支持につながる今のアメリカが分かる気がする。資本主義の下層に追いやられた白人たちのルサンチマンは根深く、正当である。

 

次に「グランド・ブタペスト・ホテル」に着手。2度目。面白い。映画はアマプラが良いようだ。

 

質の良い映画を見たいならNetflixはダメだね。と思ってしまった。

 

さて、来週のQOLが上がることを祈るばかりである。