料理を毎日作っていると、たまに《限界》の日がある。
何も作りたくない。
しかし、まともなものを食べたい。
スーパーのお惣菜はいやだ。
レトルトもいやだ。
マック?ピザ?論外だ。
出前/テイクアウトも気が進まない。
まいったな。作るにしろ買うにしろ、とにかく決めて、今動かないとまずいことになるぞ。
分かっている。でも何もしたくない。
食べたいんだけど、食べたいものがない。作りたくない。出かけたくない。決めたくない。
八方塞がりである。
一人暮らしの時はギリギリまで追い詰められた挙句、吉野家とかコンビニとかで済ませていたと思う。
家族の食事を作っていると、そういうわけにもいかない。
・芋煮。芋がハズレで味がしなかった。他の具は美味しい。
・さつまいも煮。ヘビロテ。
・豚レバーに火を通してソースとカレー粉漬け。美味い。
・ポテサラ。ヘビロテ。完全栄養食と思っている。
Webに「ズボラレシピ」とか「やる気1%レシピ」などが転がっているが、そんなものは何の参考にもならない。
料理サイトでmyレシピを発表するような人は、料理を作るのも食べるのも大好きなのである。
そんな人たちの《ズボラ》とか《やる気1%》が参考になるはずがないではないか。
舐めるな、と言いたい。
・子供のリクエストでキャベツとひき肉の重ね煮。
・肉じゃが。ヘビロテ。
・肉じゃがアレンジでトマト鳥じゃが。
・鶏肉の無水蒸し。塩味。塊で蒸して箸でほぐした。タンパク質補給用の付け合わせだったかな?
元気だったらこんなことにはならない。
何かしら弱っている時である。
季節の変わり目。特に5月あたり。(そろそろ来るぞ
あるいは低気圧が近づいている時。
仕事の状況は関係ないようだ。むしろ忙しい方が大丈夫な気がする。勢いで作ってしまえる。
ぐったりしている時に、何を作るか決めないまま、段取りを考えないまま、冷蔵庫に何もないまま、夕方を迎えると大変なことになる。
そうならないためには、食べたいものを決めて、具材を揃えておけば良い。それだけのことなのだが。
ホットクックには一度救われた気がする。
冷凍の肉とじゃがいもで肉じゃが。以上。みたいな。
調理の流れ、見通しが立てやすいのがいいらしい。
今年の 5月は少しは楽になるだろうか。あまり期待しないでおこう。