ホットクック公式レシピ「豚肉のトマト煮込み」に鳥でも牛でも美味しいと補足がある。御意。
チキンに読み替え、ジャガイモも入れてみた。軽くバジルも振る。
チキンほろほろ、じゃが芋トロトロ、大成功であった。また作ろう。
とブログで振り返りながらはたと気がつく。
調理メニュー考察
豚のトマト煮の調理時間は1時間5分である。
そしてまぜ技ユニット使用。
肉はともかく、ジャガイモはよく煮崩れなかったな。
むしろ「肉じゃが(35分)」とか「カレー(45分)」の方が良かったのではないか。
あれ?
「肉じゃが」コースとか「カレー」コースとか「トマト煮込み」コースってあるけど、要するに時間が違うだけじゃね?(「予約可」とか「混ぜる混ぜない」は脇に置く)
何が違うのか。と説明書の「手動調理」欄を読む。「煮物を作る」「無水調理」「スープを作る」でコースが分かれている。どうも納得いかない。ガス調理の感覚では全て中火で沸騰からの弱火である。「中火から弱火」で一括りではダメなのか。流石にそれじゃつまらないか。
後記:
このうち「無水調理」は出来上がりカウントダウンに入るのが早いようだ。「水は少量」前提で中火による加熱時間が短いのだろう。
さらに後記:
上記、思い込みかもしれない。一旦保留。
あまりに気になったので、ホットクックサポート対人チャットに「煮物」と「スープ」コースの違いを聞いてみた。いちいちレスポンスが遅い。もちろん面倒臭いことを聞く僕が悪いのだ。気長に待って以下の回答を得た。
「スープを作る」モードはただの加熱です。
「煮物を作る」モードは食材に味を染み込ませるよう加熱します。
(すまん。そんなはずないよね。)
ガス火ではあり得ないテクニックで、ガスだろうが電気だろうが加熱は加熱でしょうが。
とはいえこの話題を引っ張ってもお互い時間の無駄である。「なるほど、ご回答ありがとうございます」とやりとりを終えた。
「味は冷める過程で染みる」のは料理の「常識」である。ところが科学的・化学的裏付けはないそうだ。結論は、冷めようが暖めようが長時間浸かってれば味は染みる、である。おでんの大根や翌日のカレーのじゃがいもを考えれば納得がいく。加熱方法によって味の染み込み具合は変わらないのだ。
あるいは何かシャープのラボが開発した秘伝の加熱方法があって、煮物モードでは味を染み込ませているのだろうか。(いやいやいや、でもひょっとして?
この辺りの感覚が分かってくるとホットクックを使いこなしていると言えるのかもしれないけれど、あまり試行錯誤もしたくない。スープを作る時に「煮物」と同じ動きであろうという仮説を立てて、敢えて煮物モードで検証するのもめんどくさい話だ。素直にメニューに従おうと思う。スープを作るならスープモード。疑問に思う必要はないだろう(むむむ。